初開催!『NETZ CAMP』
2024.10.05
ネッツトヨタ栃木保有のキャンピングカーを使ってキャンプに行く体験型イベント『NETZ CAMP』を9月下旬にスノーピーク鹿沼キャンプフィールド&スパで行いました。
アウトドアとネッツトヨタ栃木
ネッツトヨタ栃木は「町いちばんのマイカーライフクリエイター」をビジョンに掲げ、クルマの販売や整備だけでなく、お客様の“カーライフ”を創造し続けるための企業活動に取り組んでいます。
その一つがアウトドアを軸としたカーライフの発信・サポートで、これまでに以下のような新規事業を立ち上げました。
<アウトドアを軸とした取組み>
2022年キャンピングカーメーカー トイファクトリーの正規代理店契約を結び、キャンピングカーの販売をスタート。
2024年新規オープンしたネッツトヨタ栃木 佐野富岡店にてスノーピークのショップインショップを自社事業として併設し運営。
そして今回、これまで培ったアウトドア事業の更なる取り組みとして、お客様体験型イベント「NETZ CAMP」を初開催しました。
“わくわく”がキーワード
初心者の方でも気軽にアウトドアで非日常体験を味わっていただくために、今回はハイエースのキャンピングカー9台を準備し、車中泊を主体にしたキャンプを企画しました。
滅多に触れる機会がないキャンピングカーは、貸出の時点から大人の方もお子様も笑顔が溢れ“わくわく”している様子でした。宇都宮から鹿沼までドライブを楽しみ、キャンプ場に到着してからは、思い思いにシートアレンジや各種装備品を試して楽しまれていました。
今回はキャンプだけでなく、防災やSDGsをヒントに“わくわく”できるコンテンツも行いました。
ご参加いただいたお客様の声
👥 初めてのキャンプでネッツのスタッフの対応もよく心遣いを感じました。
👥 興味があったキャンピングカーを手軽に体験することができました。設備や車外活動のサポートなど、大変満足でした。
👥 楽しいイベントもあり、テントやオーニングや道具の準備や片付けもしてくださり、本当に感謝しかないです!
👥 全部良かったです。イベントも家族全員でとても楽しめました。実際にキャンピングカーもお借りでき最高の思い出になりました。ありがとうございました。
👥 リマインドから配車、返却までの段取りが良くて凄く楽でした。スタッフの方の対応が丁寧で、子どもに対しても優しく好印象。余裕を持ったスケジュールであり、融通がきいたため助かりました。子供向けのイベントも開催いただいたことと、準備物が少なく、撤収作業もほぼなかったのでこれまでのキャンプの中で一番楽でした。
👥 いろいろなイベントを用意していただきとても楽しめました。また、全て用意していただき至れり尽くせりでした。キャンプ場もきれいで、キャンピングカーの良さもわかりました。子供もまだ、帰りたくないと名残りおしそうでした。
👥 キャンピングカーが体験出来た。設営、片付けのサポートがあり子供がいてものんびり過ごせた。
初めて行うイベントということもあり、運営スタッフはドキドキでしたが、お客様が笑顔で過ごされていたのを間近で感じられ、充実感を得られた2日間となりました。

マイカーライフクリエーターズ vol.6
2024.10.04
若手社員のインタビューをお届けします。今回は2023年入社で営業職として活躍する伴友萌香さんです。
新入社員の職種ごとに行う卒業検定で優秀な成績を修め、ルーキーオブザイヤーを獲得した伴さんは期待の若手社員の一人で、現在は店舗で営業職として勤務しています。
Q:入社して1年が経過し、成長や変化を感じたこと
日々変化を感じています。店舗に配属されたばかりの頃はミスをして、お客様からご指摘をいただいた時にすぐ落ち込んでいましたが、徐々に同じミスはしたくない、次に活かせるものにしなくてはいけないと気持ちが変化していきました。上手くいかず、お客様に申し訳ないという気持ちで、もどかしくなっていた時は店長が相談に乗ってくれて、一つ一つ解決し前に進むことができました。
Q:研修期間と配属されてからのギャップ
営業職は「一人でなんでもやらなきゃいけない」、「プレッシャーが強い」など勝手なイメージを持っていたのですが、いざ配属されてみたら全くそんなことはなく、フレンドリーで優しく親身になってくれる職場でした。
先輩方が忙しくしているのに私のために時間を割いてもらうのは・・・と気後れしてしまって、困りごとがあっても相談を後回しにしていた時期もありましたが、店長が話を聞きやすいように環境を整えてくれました。
今いる店舗はスタッフ数も多いので、先輩スタッフとペアを組んで、マンツーマンで面談を行う体制を取っています。メンター役の先輩と面談をして、その日の問題はその日のうちに解決するようになり、モヤモヤしたまま家に帰ることもなくなりました。
月によっては忙しいこともあり、夕方の時間になっても私のデスクに書類が溜まっているとメンター役の先輩をはじめ、みなさんが「手伝おうか」と声をかけていただけるのでとても心強いです。
Q:平均的な1日のスケジュール
担当のお客様がご来店の際はかかり切りで応対します。納車準備や電話での各種ご案内、ご来店予約の確認を合間の時間で行い、一つ一つの仕事を後回しにならないよう心掛けています。
まだ2年目ということもあり、先輩方と比べて業務処理のペースが遅く、残業になってしまうこともありますが、今が試練の時だと思って日々頑張っています。残業時間は日によっても、その月によっても忙しさが異なりますが、おおよそ月間20~30時間です。
Q:ルーキーオブザイヤーを獲得のために、自ら考え行動したこと
自分ひとりでは気付けないこともあるので、ロールプレイングを店長にお願いして、卒業検定の1カ月前から取り組みました。伝え方や所作のアドバイスもいただけましたし、卒業検定当日の朝もロールプレイングを行ってから送り出していただいたので、店長や先輩方のサポートのお陰で受賞できたのだと思います。
Q:やりがいを感じていること
お客様から「伴さんから車を買いたい」とおっしゃっていただいた時です。
「お乗替えはまだ先だろう」という自分の先入観や固定概念で、提案をしなかったり、査定をしなかったりと勝手なフィルターをかけずに、とにかくお話して情報を提供するようにしています。
先日対応させていただいたお客様は、一度は購入しないとのご判断でしたが、もう一回お話しましょうとお客様から連絡があり、結果ご成約となりました。
以前からご利用いただいているお客様の場合、会社のシステムにこれまでの愛車歴や整備歴などパーソナル情報があるので参考にしますが、実際にお話をしてみると、自分自身が感じた印象とは異なることもあり、そのような発見も面白味を感じています。
Q:今の仕事の魅力
毎日の仕事の中でお客様とお話している時間が一番楽しいです。
様々なお客様がいらっしゃるので、お仕事のこと、趣味や旅先のこと、ご家族のことなど、多種多様なお話を伺えます。カーライフを軸に、お客様のことを知る、深い関係が築けるところが今の仕事の魅力です。
現在担当させていただいているお客様は、元々店長が担当されていたので、お客様が一番に信頼を寄せているのは店長です。それでも、私にも心を開いてくれたと感じられた時は本当に嬉しくなります。
Q:上司、先輩、同僚、会社の仲間から支えられたエピソード
日常的にみなさんから支えていただいており、本当に感謝しています。
ミスが続いて落ち込んでいた時に、営業の先輩方だけでなく、店舗のみなさんが励ましてくれました。
同期入社のスタッフが整備職で同じ店舗におり、職種は異なりますがお互いに相談しています。
Q:困った時の対処の仕方
すぐに報告・連絡・相談をするようにしています。
やっぱり言いにくい、伝えたくないと思ってしまう内容もありますが、すぐに伝えることでスピーディーに解決することができますし、お客様にご迷惑をかけないことが第一です。
Q:お客様とのエピソード
人と接することが好きなので、お客様に自分からたくさん話かけます。学生時代も焼き肉屋さん、カフェ、受付など接客をしていました。
あるお客様のご自宅に自動車保険の手続きで訪問した際ですが、色々とお話をしていく中で、最終的にお客様が歌声を披露してくださったこともありました。車を売るだけが仕事ではない。ともに過ごしていただく時間を豊かにしたいと思えた経験でした。
Q:休日の過ごし方
普段の休みは同期と食事や遊びに出かけたりしますが、一日中寝て終わってしまうこともあります。
また、土日休みの友人たちとは長期連休で会うことが多いです。
長期連休は1週間以上の休みとなりますので、必ずどこかに旅行に行きます。今年の夏は友人といっしょに熱海と名古屋へクルマで行ったのですが、もの凄い渋滞で朝8時に栃木を出発して夕方までずっと運転をしていました。次は海外旅行にも行ってみたいです。
また、今年は小学生以来の家族全員旅行に行きました。今回は山形へ行ったのですが、社会人になったので両親への恩返しで年に1~2回はこれからも行けたらと思っています。
Q:ネッツトヨタ栃木に興味を持ったきっかけや志望した理由
大学生の時に登録していた就活サイトがきっかけで、まずは会社説明会に参加しました。その時にネッツトヨタ栃木の採用担当者の面倒見の良さや人柄に惹かれたのがきっかけです。内定後も親身に対応してくださったのも大きいです。
県外の大学に行っていたので、就職は県外か地元に戻るかも悩みました。県外は利便性が高い分、通勤で満員電車に乗らなければいけないことが最大のネックでした。車で通勤したいという希望もあって、それであればと家族と友人もいる地元に戻ることを決めました。
Q:学生の時にやっていて、今に活かせていること
小学校から高校までバスケットボールをやっていたのですが、厳しい部活だったので、めげないこと、諦めないことは今に活かせています。ガード、センター、フォワードと色々なポジションを経験し、キャプテンをやっていたこともあってか、視野を広く持って周囲をよく見ること、気を配ることも身に付きました。
Q:ネッツトヨタ栃木に向いていると思うタイプ
誠実さ、素直さを持った方が向いていると思います。
高額な商品を取り扱っていますし、お客様の個人情報もいただいているので、信頼していただくことが大切です。
また、店長の行動をよく見ていると、ちょっとした用事で立ち寄られたお客様にも一声かけていて、お客様の期待を裏切らない、お客様のことを思って仕事をされていると感じられます。誰かのためを思って動くことのできる気遣いができる方も向いていると思います。
Q:今後の目標や展望
将来的にはお客様からも、スタッフからも信頼される営業になりたいです。
上司や先輩を見て、お客様から信頼を得られているからと、自分勝手に働くような人にはなってはいけないということを学びました。お店全体で気持ちよく働けるように、正確な仕事をする、報告・連絡・相談をきちんと行うことも重要です。
性格的に大雑把なところがあって、正確な仕事をする難しさは感じています。書類等は慎重に見直しをしてから提出しているものの、未だ完璧ではないので今後も気をつけていきたいです。
後輩指導をする余裕はまだないものの、一番話をしやすい存在、気の許せる仲間、応援できる関係性でありたいです。

マイカーライフクリエイターズ vol.5
2024.09.26
マイカーライフクリエイターズ vol.4でご紹介したフォルクスワーゲンの全国大会『サービスクオリフィケーションジャパンチャンピオンシップ』(以下、SQJC)にはもう一名ネッツトヨタ栃木のスタッフが出場しています。今回はサービスアドバイザー部門で出場した上遠野さんのインタビューをお届けします。
上遠野さんは2022年キャリア採用でネッツトヨタ栃木に入社。現在、サービスアドバイザーとして勤務しています。
全国大会出場を果たした心境
学科の一次と二次を受けた時はしっかりと復習していたこともあり、手ごたえ自体は感じていましたが、自分が予選通過できるとは思っていなかったのでまさかの展開でした。 学科対策としてはフォルクスワーゲンのメーカーで行われる研修内容を復習し、SQJCに向けてはサービスアドバイザーの先輩方とロールプレイングを行いました。
コロナ禍以前に全国大会(現在とは一部運営が異なる)を間近で見られる機会がありました。女性サービスアドバイザーの方が一名参加されていて、「かっこいいな」という憧れの気持ちと、いつか自分もチャレンジしてみたいという思いが芽生えたことを覚えています。今回初めてのチャレンジで、SQJCの切符を掴むことができて本当に驚きました。
SQJC当日は今まで経験したことのないこともありました。開会式から競技終了までの私語が一切禁止されるだけでなく、公正な審査を行うために昼食や休憩も係の方がずっと付き添います。競技は実車を使った点検の受付説明、部品交換の提案に関するもの、iPadを使った説明の3種目を各15分で行います。準備時間の5分間で自分の魅せ方や説明のストーリーを組み立てて臨みました。緊張感のある中ではありましたが、業務で日常的に身についていることはしっかりとできたと思います。ただ、やはり日頃以上の力は出せないと痛感しました。
競技後の懇親会では今回優勝された方や他社の女性サービスアドバイザーの方を含めて色々な選手と交流しました。皆さん知識だけでなくて、気遣いもでき、話し方や伝え方のテクニックがあって、非常に刺激を受けました。
後日ですが、1~3位入賞された方々のアーカイブ映像も見ましたが、聞き入ってしまうほどに洗練されていました。
目指す存在
サービスアドバイザーの仕事はお医者さんのようにお客様のお車の健康管理のために問診、提案、説明を日々行っています。お客様が伝えたいことを正確に把握してテクニシャンに繋ぐ架け橋になること、お客様に寄り添った対応をお届けすることを心掛けています。
そのために、前日までに担当するお客様の今までの整備履歴をチェックして来店に備えます。 例えばある部品が故障し交換が必要となった場合、部品の働きや交換の必要性などサービステクニシャンに確認し、まずは自分自身が理解します。整備士の資格は持っていないので、私自身が理解できないものはお客様にお伝えできませんので、車に詳しくないお客様でも分かりやすくお伝えできるようにしています。
在籍している店舗にはサービスアドバイザーの先輩が3名おり、三者三様のスキルをお持ちなので、現場でそれぞれのテクニックを学ぶことができます。どんなに忙しくても、助けてほしい時は手を差し伸べてくれますし、最後の砦として副店長も控えていてくれるので、安心してのびのびと働くことができ、とても恵まれた環境です。 副店長がレクサス事業を経験されているので、電話対応ひとつをとっても、自分の中からは出てこないフレーズを自然に話されていたり、立ち姿一つとっても洗練されているので日々観察して真似しています。
私とフォルクスワーゲン
物心ついた時から家にはフォルクスワーゲンの車がありました。私自身も免許を取ってからずっとフォルクスワーゲンオーナーで、毎日ちょっと頑張ろう、車に似合うようちょっとだけ背伸びしようと思わせてくれる存在です。特にゴルフは大切にしているコンセプトを変えずに、オールマイティなバランスの取れた優等生のイメージを持っています。さらにオリジナルアクセサリーやグッズもかわいいので大好きです。もっとブランドの良さをお客様と共有していけたらと思いますし、私もいつかはゴルフオーナーになりたいです。
今後のビジョン
今大会を振り返ってみても、まだまだ伸びしろがたくさんあるように感じています。
私自身の長所はお客様に近い目線を持っていること、誰に対しても気さくなところだと思います。 今よりももっと良くするために言葉遣い、表情、所作に厚みを出してプレミアム感を高めていきます。お手本になる上司や先輩方がたくさんいる環境ですし、もっとフォルクスワーゲンの魅力をお伝えできれば、ワンランク上に行けると考えています。 お客様にとっても、一緒に働くスタッフにとっても、きめ細やかな対応が自然とできるスタッフになることが目標です。
インタビュー中も終始笑顔が素敵でした。白石さん同様、SQJCのファイナリストになることは大変名誉なことです。普段から分からなかったことはそのままにはしない、理解していくことは大変でも決して苦にはならないと言っていたので、そういった姿勢がSQJC出場に繋がったのだと感じました。

マイカーライフクリエイターズ vol.4
2024.09.15
全国のフォルクスワーゲン販売店スタッフが実力を競い合い、日本の頂点を決める大会『サービスクオリフィケーションジャパンチャンピオンシップ』に出場した白石さんのインタビューをお届けします。
白石さんは2017年キャリア採用でネッツトヨタ栃木(入社当時はネッツトヨタ宇都宮)に入社。ネッツ店のエンジニア勤務を経て、2021年にフォルクスワーゲン店舗へ異動、わずか3年余りの間に2年連続で全国大会に出場した期待のスタッフのひとりです。
日常業務に加え、フォルクスワーゲン認定資格やトヨタ自動車認定資格等の取得も並行し、日々研鑽に励んでいます。
サービスクオリフィケーションジャパンチャンピオンシップ(SQJC)とは
フォルクスワーゲングループジャパン主催のサービスアドバイザー、サービステクニシャン(エンジニア)の技術力の頂点を決める大会です。
対象は全国のフォルクスワーゲン正規ディーラー約250店舗のサービスアドバイザー約480名、サービステクニシャン約1,200名です。学科による一次・二次予選を経て、サービスアドバイザー部門12名、サービステクニシャン部門12名のみが決勝に進むことができ、決勝大会は愛知県豊橋市にあるフォルクスワーゲングループジャパンの本社で実技競技が行われます。
新型コロナウイルスの影響により、数年間開催が休止されていましたが、2023年からサービステクニシャン部門が再開、2024年からはサービスアドバイザー部門も再開されました。
白石さんは2023年、2024年と連続で全国大会出場した(ファイナリストと呼ばれます)サービステクニシャンです。
2年連続での全国大会出場を果たした心境
昨年の全国大会決勝出場が決まった時は素直に嬉しい気持ちと同時に緊張したことを覚えています。今年も決勝に進めると分かった時はリベンジできる、スタートラインに立てたと安心しました。
決勝に向けてはフォルクスワーゲンの学習WEBサイトで公開されている資料を読み込んだり、ノートにまとめたりしていました。日々の業務の中で気になることがあれば自分が納得できるまで徹底的に調べたり、先輩方に意見やアドバイスをいただきながら知識と技術の向上に努めました。
決勝当日は朝から独特の空気でした。
豊橋に前泊したので、宿泊先から競技会場へ大型バスで向かうのですが、その車中も張り詰める緊張感がありました。競技会場に着くと競技終了までスマホなどの通信機器を預けて、一切の私語も制限されるので普段の生活や業務では味わうことのない雰囲気に包まれていました。その環境の中で競技に挑むので、落ち着いて自分のペースで緊張しすぎずに普段通り作業を進められるかが鍵になります。
競技は配線図に関するもの、不具合が設定された車両の点検、故障診断の3種目を各45分で行います。専用のシステムツールから文献検索、配線図を読み解く力や車両の制御知識が必要であり、効率的な作業が求められるものでした。
今回2回目のチャレンジだったこともあり、あまり緊張せずに本来の力を出し切ることはできました。しかしながら、TOP3に入ることができなかったので悔しさが残り、自分の力不足を痛感しました。
周りの選手は私よりも経験豊富な方々ばかりで、競技後の懇親会では全国大会決勝に通算8回出場された方にお話を伺い、何度もチャレンジするハングリーさに刺激を受けました。レベルの高い環境に身を置ける楽しさを味わえたのはいい経験だったと思います。
目指す存在
私が在籍する店舗では、整備スタッフの中でもっとも若手であり、ベテランの方ばかりなので皆さん助けてくれます。中でも大ベテランの吉野さんの存在は大きいです。
フォルクスワーゲンの認定資格5項目全てでスペシャリストに合格すると『テクニカルマイスター』という資格が取得できます。資格取得年ごとにフォルクスワーゲングループジャパンの本社にネームプレートが掲示されているのですが、2年に1回の更新試験をパスしないと名前は残されません。そのネームプレートが一番古くから残っているのが吉野さんです。日本で一番長く現役でテクニカルマイスターを続けている先輩が身近にいることは大変ありがたいことです。
私のような若い年次のスタッフが勉強するのは当然かと思いますが、長く現役を続けているレベルにいてもなお、新しい技術を学び、私たちスタッフの先頭を走って引っ張ってくれるので尊敬しています。
今回、決勝に向かうにあたっても「楽しんでこい」と送り出してくれました。
普段から見守ってくれて、自由にやらせてくれます。決して話の腰を折ったり、遮ったりせずに最後まで私の意見に耳を傾けてくれるので、私からどうしたらいいかと相談に行くと「こういう風にやってみて」とアドバイスやヒントをくれます。吉野さん自身、答えは分かっているけれども、私自身に考えさせて答えが出せるよう導いてくれます。技術や知識だけでなく、考えて行動する力を伸ばせる最高の環境だと思います。
今後のビジョン
日本一のサービステクニシャンになるため、SQJCに何度でも挑んでいきたいです。
直近ではスペシャリストの資格を一つずつクリアしている最中なので、ゆくゆくはテクニカルマイスターの資格を取ること、国家1級整備士資格を取ることを目標にしています。
今の店舗ではまだ整備の後輩がいませんが、後進の育成をする時がきたら、目的が何かを伝え、教える時は理由を伝えて、相手に意味をしっかり理解してもらうことが大切だと思います。お互いの成長につながるように順序立てて、言葉で伝えて、手本を見せて、実際にやらせてみせて、少しずつ仕事を任せる。私自身が先輩方にそうしてもらったように、自分で考えて判断する能力を身に着けられるようフォローしたいです。努力をすれば誰でもチャンスがあるので、SQJCにも興味を持ってチャレンジしてほしいです。
倍率100倍の大会SQJCのファイナリストに入るだけでも大変な名誉なことなのですが、それを2年連続ファイナリストになるという偉業です。知識や技術に対して貪欲さ、謙虚さと真面目さ、そして情熱を感じました。
備考
ネッツトヨタ栃木はトヨタブランドの他に、ダイハツ(ダイハツ宇都宮ゆいの杜、ダイハツ小山北)、レクサス(レクサス小山)、フォルクスワーゲン(フォルクスワーゲンサザン宇都宮、フォルクスワーゲンサザン小山)ブランドも取り扱いしております。白石さんは現在フォルクスワーゲンサザン小山で活躍するサービステクニシャンです。

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