RECRUITER’S BLOG

今回のマイカーライフクリエイターズは2024年度ルーキーオブザイヤーを獲得された整備職の佐藤さんです。 ネッツトヨタ栃木では、高校新卒者に向けた自動車整備士を養成する自動車整備専門学校への進学サポート制度があります。入学と同時に当社の契約社員となり、学費・入学金・教材費等を会社が負担。また、在学中の2年間は毎月給与が支払われます。 佐藤さんはこの制度を利用して、2022年に契約社員として入社。東京の自動車整備専門学校へ進学し、卒業後の2024年4月に正社員となりました。現在は店舗で整備職として勤務をしており、期待の若手スタッフの一人です。 Q:ネッツトヨタ栃木に興味を持ったきっかけや志望した理由 小さい頃から乗り物が好きで、バスのドライバーにも憧れていました。中学生の時にディーラーへ職場体験に行ったのがきっかけで、整備士になると決めました。 高校選びでも『整備士になるために』という軸で考えました。近い将来、今以上に車はコンピュータだらけになるのではないかと思い、プログラミングやコンピュータなどの基礎を学べる学科を選択しました。 高校卒業後の進路は自動車整備専門学校への進学だけに絞っていましたが、就職組の友人と一緒に求人票を見た際に、当社の進学サポート制度を知りました。学費等を会社が負担してくれて、契約社員なのでお給料も出ます。アルバイトなどで時間を削られる心配もなく、勉強に集中できる環境だと思い、ネッツトヨタ栃木を選びました。実際に同級生が学費のためにアルバイトに追われていたので、自分の選択は間違いなかったと思っています。 Q:入社して1年が経過し、成長や変化を感じたこと 一番実感しているは作業スピードが上がっていることです。どうすれば効率よくできるかを自分で工夫したり、先輩たちにやり方を聞いて試してみたりすることで、徐々に早くできるようになってきました。 Q:研修期間と配属されてからのギャップ 入社から半年間は新人研修期間でした。そこで車検や点検、一般整備の基本作業を学んで、繰り返しやって身につけていきます。店舗に配属されてからも基本は変わりません。車種は一緒でもお車のコンディションは違うので、そのお車の状態に合わせた作業をしています。 Q:平均的な1日のスケジュール 整備のスケジュールは担当班に分かれていて、私は車検班での作業がメインです。時には一般整備やあんしん10検、12カ月定期点検も担当します。車検班の日は1日平均5台を整備しています。お車のコンディションやご用命にもよりますが、時間内に作業が完了するよう努めています。 残業は月平均20時間いかないくらいです。日によっては30分から1時間程度で、定時で帰ることもあります。冬場のタイヤ履き替えシーズンは営業時間内だけでは対応しきれないこともあるので、遅くなってしまう日もありました。 Q:ルーキーオブザイヤー獲得のために、自ら考え行動したこと 最初から『ルーキーオブザイヤーを獲れたらいいな』と意識はしていました。普段から作業をする上で心掛けていることが2つあります。 ❶ミスなく、正確に作業する ❷時間内に完了する 卒業検定でもこの心掛けを忘れずに、ベストを尽くせるように挑みました。 整備職の新人卒業検定は、整備に関する学科試験・実技・口述があります。口述試験ではお客様へ作業説明を行いますが、どのようにお客様へお伝えするか、上司や先輩たちからアドバイスをいただいて、本番でもしっかり活かすことができました。 また、同期同士で口述の練習も行い、互いにチェックして高め合うことで卒業検定に全員合格できました。 Q:仕事の魅力ややりがいを感じていること 主に車検の作業をしていますが、同じ車は1台としてありません。車種は一緒でも距離をたくさん乗られる方、ちょこちょこ乗りの方もいます。例えば、下廻りに錆が多い車は、融雪剤が散布される地域をよく走る車かもしれません。お客様の大切なお車を1台ずつどんな作業が必要か考えるのが楽しいです。 また、お客様から寄せられたご用命を解決することで、自分のスキルに繋がっていきます。経験をどんどん積んで、お客様のお困り事を解決できるようにしていきたいですね。 Q:困った時の対処の仕方 まずは自分で考えますが、どうにも分からない時は先輩たちに相談します。明るく元気な方が多い職場なので、整備職だけでなく営業職の先輩たちも助けてくれる環境です。分からないことがあった時は分かりやすく教えてくれます。結論だけでなく、理由を含めて教えてくれるのでより理解度も深まります。また、整備のことだけでなく、社内の申請システムなども皆さん快く教えてくれます。 印象に残っているのは、異音でお客様が来店された時です。いざ工場に入れるとその音が出なくなってしまい、現象確認ができませんでした。そこで、先輩たちに相談し、アドバイスを基にお客様に現象が確認できない旨をお伝えし、お客様からさらにお話を伺うことにしました。 その中でインジケーター(*1)が一瞬だけ点いていたとの情報が得られました。その情報から先輩たちが長年に渡り、蓄積してきた経験値で不具合の予測を立てることができました。 実際に予測した箇所を確認してみると、部品交換の必要があったので、お客様にご説明してから交換作業を実施。先輩たちのお陰で、異音を解決することができました。 (*1) ドライバーに車両の状態を知らせる表示装置のこと。メーターパネル内に出る警告灯には赤、黄、緑と色によって緊急度が異なる。ドアミラーに表示される死角検知システムもインジケーターの一種。 Q:お客様とのエピソード クリーンエアフィルター(*2)が汚れていて、交換時期でもあったのでお客様にその旨をお伝えしました。当社では何種類か取り扱いがあるので、機能面の説明に“例え”を出してご説明しました。後で担当営業スタッフの方から、お客様が「佐藤さんの説明が分かりやすかった」と褒めていたよと教えてもらいました。新人研修で学んだことをしっかりと実践できた瞬間でした。 (*2) エアコンについているフィルターで、空気中の塵やほこり、花粉などを除去してきれいな空気を供給できるようにしているもの。身近なものでいうと、マスク。 Q:今後の目標や展望 トヨタサービス技術検定1級(*3)を取得することです。3級、2級と順を追っての取得が必要ですが、最短5年で取得できるのでそこを目指しています。 今いる店舗の先輩たちは、それぞれの方がすごいところがあるので、全員から教わって吸収している最中です。私にも後輩ができた時はしっかりと教えていきたいです。 (*3)参考記事はこちら ☞ マイカーライフクリエイターズ vol.1 Q:休日の過ごし方 アクティブな日とごろごろしている日があります。同期と遊ぶことが多く、ご飯に行ったり、お酒を飲みに行ったり、冬場はスノボに行きました。 最近はゴルフにもハマっています。新人研修中に行った店舗で休憩時間に先輩たちがゴルフの話題でわいわいと楽しそうだったのがきっかけで始めました。 愛車のGR86(マニュアル車です)でドライブにも行きます。今はマフラーを変えていて、今後は車高調を入れる予定です。少しずつカスタマイズしていければと思います。 Q:学生の時にやっていて、今に活かせていること 小学生の時に始めた野球です。楽しいだけでなく、チームスポーツですから周囲との信頼関係の構築の仕方、挨拶や礼儀なども身につけることができました。 ちなみに、現在は会社の野球部にも所属しています。年代も幅広く、様々な店舗のスタッフが参加しているので業務の情報交換もできます。練習や試合は定休日、仕事の後に行われますが、参加できる範囲での活動なので強制ではありません。野球が好きで集まっているので楽しくプレーができています。 Q:就職活動中の皆さんに伝えたいこと 自分に合うものが見つかれば長くモチベーションも保つことができます。 まずは、自分には何が合うか、やりたいことは何かを見つけてください。見つかれば、そのためには何が必要なのかを調べて、整理しましょう。目標を設定すれば、そこに向かっていけばいいと思います。 Q:整備職に向いていると思うタイプは? 機械や車が好きな人、人と接することが好きな人、1つの物事に対して頑張ることのできる人が特に向いているタイプかもしれません。 学べば学んだ分だけ成長できる、自分のスキルにできる職種が整備職です。 向いていないと思っている人でも、やる気次第でどんどん伸ばせるので、自分自身を変えるチャンスになると思います。

熱戦の舞台は栃木県総合運動公園 6月9日(月)、栃木県総合運動公園にて、栃木県自動車販売店協会主催の親善野球大会が開催され、ネッツトヨタ栃木野球部が出場しました。 第71回となる今大会には、前回より1チーム多い16チームが参加し、各社が優勝を目指して熱戦を繰り広げました。 社員・ご家族の熱い応援 当社定休日の開催ということもあり、野球部の活躍を願って、多くの社員がグラウンドに応援に駆けつけました。 また、選手のご家族やご親戚の方々も来場され、「社会人になっても野球を続けてくれて、仕事以外でも活躍する姿を間近で見られて嬉しい」と、喜びの声が聞かれました。 胸を打つ熱い戦い 晴天のもと始まった試合は、序盤に相手チームにリードを許す展開となりました。 その後、同点に追いつくも再び突き放され、最終回には逆転のチャンスを迎えましたが、あと一歩及ばず。惜しくも初戦敗退となりました。 選手たちは最後の最後まで諦めずに戦い抜き、その姿に応援席からは大きな拍手が送られました。 試合から学んだこと 今回の観戦を通じて、改めて感じたことがあります。 仕事においても、思うような結果が出ないことはあります。しかし、どのように取り組んできたか、どこまで本気で向き合ったかが大切です。 もちろん、足りなかった点はしっかりと見つめなければいけませんが、それだけにとらわれず、良かった点にも目を向けて、それをさらに伸ばしていくことが次につながると感じました。 この試合を通じて、仕事に対する姿勢を見直す良いきっかけとなりました。 今後の野球部の予定 当社野球部の活動はまだまだ続きます。 7月中旬には宇都宮市でのナイター戦、10月には当社グループの親善野球大会が控えています。 今後も野球部の活動を追っていきますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。

6月初旬、宇都宮市文化会館にて、2024年度年間表彰式を挙行しました。 日々の業務に真摯に取り組み、優れた成果を挙げたスタッフを称える、社員にとって栄誉ある“ハレの場”です。全社員が一堂に会し、互いの努力と成果を讃える場所であり、私たちの企業文化を体現する、非常に意義深いイベントです。 19の表彰項目、25チーム・237名が受賞 2024年度の表彰は、チーム部門・個人部門を含む全19項目にわたり、25チーム・237名のスタッフが受賞しました。 営業成績や顧客満足度、資格取得、業務改善、社会貢献など表彰項目は幅広く、さまざまな角度から評価されました。 中には、複数の項目での表彰された方や数年間連続受賞された方もおり、日々の努力の積み重ねと挑戦が実を結び、確かな結果として表れています。 これからも、マイカーライフクリエイターとして この表彰式は、成果を称えるだけでなく、「来年もこのステージに立ちたい」「来年こそは自分が表彰されたい」そういった気持ちを奮起させ、社員一人ひとりが次の目標に向ってスタートする場でもあります。 これからも、町いちばんのマイカーライフクリエイターを目指して、全社一丸となって取り組んでまいります。

ネッツトヨタ栃木は2021年から栃木県の「企業等の森づくり推進事業」に参画し、益子の森で森林保全活動を行っています。 今回はお客様や、とちぎ森林インストラクター会の皆さまと一緒に、コナラの苗木を植樹しました。 自然観察会 植樹地点「ネッツわくわくパーク(こもれび広場)」を目指して、自然観察会を行いながら移動しました。まずは目の前に生えている草花での遊び方レクチャーです。チドメグサを腕に貼ってみたり、オオバコ相撲をしました。昔ながらの草花遊びを皆さんも覚えているでしょうか。 また、普段道端でよく見かける、通称“貧乏草”として知られるハルジオンとヒメジョオンも、じっくり観察すると違いがよく分かります。花弁の向き、葉のつき方、茎の構造、開花時期など、一見よく似ていますが、実はまったく異なる植物です。ちょうどその2種が並んで咲いており、じっくり観察して違いを見つけ出す楽しさがありました。 遊歩道をさらに進んでいくと、白く小さな花がぽつぽつと落ちていました。これはエゴノキの花で、うつむくように咲く姿が特徴的です。名前の由来は、実を食べると強い苦みとともに喉にえぐみを感じることから来ているそうですが、花の見た目はとても愛らしく、可憐な印象を受けました。 益子焼で有名なこちらの地域は、アカマツが多く生育しており、かつては登り窯の燃料として使われてきたこと、良質な粘土が採れること、益子焼のルーツは笠間焼であることなど、地域の歴史についても学ぶことができました。 コナラとは コナラはブナ科の落葉高木で、大きなものでは高さ30メートルを超えることもあります。少し細長い形のどんぐりを実らせる木で、発芽から実をつけるまでには数年を要します。 この活動を始めた年に、益子の森で採取したどんぐりを、インストラクターの方と当社スタッフが大切に育ててきました。そして今回の植樹会で、その苗木を“里帰り”させることができました。 近年では、カシノナガキクイムシやカミキリムシが媒介する病原菌によって引き起こされる伝染病や食害により、ナラ枯れが発生しています。特に幹の太い木ほど被害を受けやすく、枯れてしまうことが多いそうです。植樹をはじめ、豊かな森を守り育てていくためには、人の手による継続的な管理が欠かせません。 苗木を植える 本来、コナラの植樹は11月から3月が適期ですが、荒天により延期となったため、より一層丁寧に作業を行いました。 【植樹の手順】 1.事前に設置した目印を頼りに周囲1メートルを下刈りする 2.苗木の大きさに合わせた深さの穴を掘る 3.ほかの植物の根などが出てくるので、コナラの生育が阻まれないよう取り除く 4.葉の向きや太陽の向きに注意しながらコナラの苗木を穴に置く (曇天時は南向きに植えると分かりやすい) 5.ほかの植物の根などを取り除いた土をかけ、穴を埋める 6.苗木の周囲の土をしっかりと踏み固める 7.水をたっぷりかける 8.最後に落ち葉を集めて苗木の周囲を厚く覆い、乾燥を防ぐ 雑草の有無、傾斜の具合、土の状態などによって、作業の難易度は場所ごとに大きく異なります。例えば、穴を掘る際に土がふかふかしているか、かちかちに固まっているかだけでも、必要な労力はまったく違ってきます。すべて植え終わる頃には心地よい疲労感と達成感がありました。 自分たちが植えた証を残して 今回植樹したエリアには、樹種看板を設置しました。木の名前や植えた日、植えた人の名前に加え、コナラへのメッセージやイラストなど、それぞれの思いが込められています。合計26本のコナラの苗木が、これからすくすくと育っていく様子を見守っていきたいと思います。いつか、たくさんのどんぐりを実らせる木になりますように。 次回は、夏の下草刈りで再び益子の森を訪れる予定です。

令和7年度 永年勤続者を称える「感謝の会」を開催しました。 勤続20年以降の10年毎の節目に、これまでの功績への感謝を込めて、経営層と事務局が趣向を凝らしたおもてなしで受賞者をお迎えしています。 関連記事のリンクはこちら ☞ 永年勤続「感謝の会」 本年度の受賞者は30名を超え、多くの方々が長年にわたり会社にご尽力くださったことがうかがえます。 中でも今年は、勤続50年を迎えられた方がいらっしゃり、当社として初めての偉業に、会場は大いに盛り上がりました。 途中には、受賞者一人ひとりに職場からの温かいメッセージが届けられるなど、今年も多彩なコンテンツが用意され、笑顔と感動に包まれた「感謝の会」となりました。 ネッツトヨタ栃木は、これからも社員一人ひとりの歩みに敬意を表し、感謝の気持ちを大切にする風土を育んでまいります。

昨年大きな反響を集めたNETZ CAMPを3月末と4月はじめの2週連続で開催しました。 このイベントはネッツトヨタ栃木が保有するキャンピングカー「トイファクトリー製 ハイエースBADEN」 と「トイファクトリー製 ハイエースTOY’S BOX 540」をお客様に貸出し、スノーピーク鹿沼キャンプフィールド&スパで車中泊を中心としたキャンプを楽しむ1泊2日の体験型イベントです。 お客様と共に楽しみ、つくり上げるイベント NETZ CAMPは弊社スタッフによる自主企画のイベントです。昨年の開催経験を活かし、今回はより一層お客様と一緒に楽しみながら、共にイベントをつくり上げることを目指しました。 薪割り これまで焚き火用の薪は現地でスタッフが割っていましたが、今回は安心・安全に配慮しながら、お客様にも薪割りを体験していただきました。 キンドリングクラッカー(薪割り台)とハンマーを使用することで、薪割りに不慣れな方やお子さまでも簡単に薪を割ることができます。今回は広葉樹よりも割りやすいスギやヒノキなどの針葉樹を使用しました。 コツコツとハンマーを叩く音や、薪がパキッと割れる音には癒しの効果もあり、あっという間に薪が割れる爽快感を楽しんでいただけました。 モルックが進化! モルックは、フィンランドの伝統的なゲームを元にしたアウトドアスポーツです。昨年のNETZ CAMPでは、シンプルに「何本倒せたか」を競う形式で楽しみましたが、今回はお客様に加え、運営に参加してくれた学生アルバイトの方々の中にモルックに造詣の深い方が多く、より本格的なゲームとして進行することができました。 使用したのは「モミック」という製品で、廃棄物である籾殻を原料にして作られたものです。燃料としての利用が可能で、燃焼後は土に還るという環境に配慮されたアイテムです。 新イベント「竹炊飯」 竹炊飯は、今回新たに加わったイベントです。切り出した竹に2~3合のお米と適量の水を入れ、炭火にかけます。 事前の実験と比べると、竹のサイズや水分量、炭の火力などの条件が異なり、難易度の高いチャレンジとなりました。 特に第1週目は、想定よりも竹の水分量が少なく、火力に耐え切れずに火が入り過ぎてしまう場面も。炭を分散させたり、配置を変えたりと試行錯誤を重ねましたが、すべてをベストな状態で提供することはできませんでした。 第2週目はこの反省を踏まえ、節の部分が燃え落ちそうな竹にはアルミホイルを巻くなど、常に臨機応変な対応が求められました。 ごはんが炊き上がる瞬間、会場に歓声が! 「炊けました!」というスタッフの掛け声とともに、1本ずつ竹の蓋を開けていきます。 炊き上がりの瞬間をカメラに収めようとスマホを構えるお客様たち。立ち上る湯気が晴れ、つやつやのごはんが姿を現すと、思わず歓声が上がりました。 炊きたてのごはんを次々に頬張るお客様からは、 「炊飯器のごはんと全然違う!」 「竹の香りがする!」 「美味しい!」 と、笑顔と感動の声があふれていました。 バーベキューと焚き火とマシュマロと 夕方からはディナータイム。キャンプといえばさまざまな「キャンプ飯」があります。ご家族それぞれに料理と食事を楽しまれていました。 自然の中では、普段とは違った時間の流れを感じます。気がつけば日が暮れ、あたりが少しずつ暗くなっていました。 19時からはナイトイベントです。お客様と焚火を囲みながら、焼きマシュマロを楽しみました。 不規則に揺れる炎のゆらぎや、パチパチとはぜる音は、いつ見ても・いつ聞いても心が癒され、火を囲みながらみんなで焼いたマシュマロを頬ばる―― そんなひとときは、まるで日常の中の特別なワンシーンのように感じられました。 キャンピングカーで車中泊 21時を回るとキャンプ場は一段と静かさを増し、参加者の皆様はそれぞれの時間と空間を楽しみながら、キャンピングカーで車中泊となりました。 ネッツトヨタ栃木は、「町いちばんのマイカーライフクリエイター」をビジョンに掲げ、自動車販売に留まらずお客様の“カーライフ”を創造し続けるための企業活動に取り組み、その一つとしてアウトドアを軸としたカーライフの発信・サポートを行っています。 <アウトドアを軸とした取組み> 2022年 キャンピングカーメーカー トイファクトリーの正規代理店契約を結び、キャンピングカーの販売を開始 2024年 新設したネッツトヨタ栃木佐野富岡店にスノーピークのショップ イン ショップを自社事業として併設 「NETZ CAMP」はこれまで手掛けてきたアウトドア事業の更なる取組みとして、お客様のカーライフに新たなワクワクをお届け出来ると考えています。

昨年からスタートした体験型イベントのNETZ CAMP。今回はイベント開催準備の様子を一部ご紹介します。 NETZ CAMPとは 当社保有のキャンピングカーで車中泊を行うイベントで、キャンプビギナーの方は気軽に参加でき、キャンプ経験者の方はキャンピングカーという新たな楽しみ方を知ることができる機会です。(*1) (*1)関連記事のリンクはこちら ☞ 初開催!『NETZ CAMP』 / 第2回 NETZ CAMP開催! 新たなコンテンツを考える 昨年の開催実績を踏まえ、より良いイベントにするために事務局でアイデアを出し合って数カ月。もっと自然と親しめるものは?お客様と共につくりあげるものは?わくわくするものはなんだろう?どんな仕掛けがいいか皆で頭を悩ませました。全員一致で楽しそう!となったアイデアが「竹でご飯を炊く」です。実践経験があるスタッフは誰もいなかったため、本番を迎える前に竹炊飯実験を開くことにしました。 竹炊飯実験記録 当社の敷地内は火気の使用ができないため、スタッフ宅で実験を行いました。竹林を所有されている方から入手した竹をまずは加工して蓋を作ります。最初はこの加工に手間取ったものの、今ではお手の物とのことでした。 お米をしっかりと浸水した後、竹の飯盒にお米を移して水を足していきます。お米1に対して水1.2の割合を目安にしましたが、使用する竹の水分量によっても炊き上がりに差が出るようなので割合を変える実験も行いました。ガスコンロやIH調理器では火加減調整は容易ですが、炭火ではそうはいきません。美味しく炊けるよう常時状態を観察していきます。 蒸らす時間を含めて待つこと50分。水の割合の違いは歴然でした。無事に炊き上がったもの、おこげがあるもの、生煮え、おかゆと・・・実験をやった甲斐がありました。米価が高騰している昨今ですから、失敗したものもリカバリーできないかの実験も行い、無事に炊き上げることができました。炭火の遠赤外線効果でふっくらと炊けていて、竹の風味をまとったごはんは格別の美味しさでした。スタッフ同士、ごはんの固さの好みが分かれたことも興味深かったです。 この日は合計12合のお米を使用、ほぼ廃棄を出すことなく、全て炊き上げ完食しました。初めての竹炊飯はリカバリーも含めて成功。この感動を、この美味しさをお客様にも味わってほしいと心から思いました。 準備と段取りの大切さ 当社に語り継がれる仕事の流儀として「出船につける」(*2)があります。「出たとこ勝負」ではお客様の期待を上回る仕事はできず、用意周到、準備完了であることが仕事の流儀です。 (*2)関連記事のリンクはこちら ☞ 仕事の流儀 出船につける 今回のイベントでもその流儀を貫き、チーム全体が同じ目標に向って協力し合い、成功するために「じゃあどうする」を話し合いながら試行錯誤しました。その結果、具体的な手順の明確化と段取りを細かく設定することが出来ました。 ことわざにもある「段取り八分、仕事二分」は、当社で言う「出船につける」と同じ様な意味です。仕事だけではなく、勉強や資格取得、日常生活にも取り入れることが可能です。意識して実践してみてはいかがでしょうか。

4月2日に令和7年度入社式を行いました。 入社式は新入社員の門出を祝うとともに、「今日から自分はネッツトヨタ栃木の一員である」という自覚を醸成するだけでなく、受入側の管理職や先輩社員の責任感を醸成する目的があります。 一同緊張の面持ちで始まった入社式でしたが、新入社員紹介と合わせて、それぞれへ恩師や所縁のある方からの心のこもったメッセージが代読されると、笑みがこぼれる瞬間もありました。 一人ひとりが会社の“顔”であり、会社の第一印象を決める要素になること、ネッツトヨタ栃木の社員として自覚を持った行動でファンづくりに邁進してほしいと守川社長からエールが送られました。 当社でよく出てくる言葉の一つに『記憶より“記録”』(*1)があります。書き留めることは社会人としての基本であり、自分自身だけでなく、相手にとっても役立つものです。入社式でも守川社長のお話をしっかりとメモを取って聞いている姿が印象的でしたが、社会人として必要な知識や習慣を一つ一つ学んで、覚えて、実践していってほしいと思います。 (*1)関連記事のリンクはこちら ☞ 仕事の流儀「記憶より”記録”」 入社式後は各職種の先輩社員を交えた懇親会を行いました。期待と不安が入り混じる新入社員の皆さんを先輩社員が温かく迎え、研修中の心得、仕事の楽しさや奮闘していること、同期との絆など話題が広がっていく内に、新入社員の緊張が解け、笑顔が多く見られました。 新たなスタートを切った新入社員の皆さんは可能性のかたまりです。「まじめ・素直・逞しく」の精神で、当社が掲げるビジョン「町いちばんのマイカーライフクリエイター」を目指し、共にネッツトヨタ栃木を盛り上げていきましょう。