矢板高等学校 ウェルキャブ出張勉強会
2024.10.20
栃木県立矢板高等学校 介護福祉科2年生19名のみなさんにウェルキャブ(福祉車両)の出張勉強会を実施しました。
実施内容
◆ウェルキャブ車(福祉車両)、車いすのまま乗れる乗降介助方法
シエンタ車いす仕様車タイプⅠ(スロープ車)
シエンタ車いす仕様車タイプⅢ(ショートスロープ車)
◆ドライビングシミュレータ(運転支援装置)
手動運転装置
旋回ノブ
左足アクセル
◆車いすの使用方法、注意点など
ウェルキャブとは
トヨタで取り扱っている福祉車両シリーズの名称が「ウェルキャブ」です。
使用環境やお体の状態に合わせて、さまざまな装置や装備を取り付けることが可能で、国内自動車メーカーでは最多の車種と仕様・タイプがあります。
ネッツトヨタ栃木では福祉車両専門店舗ウェルキャブステーションを運営しています。
(https://www.netztochigi.co.jp/store_list/netz_welcab_station)
視て・聴いて・触って・やってみよう
スロープの長さが違う車いす仕様車を2台用意。
両方のメリット・デメリットや介護を受けられる側の視点を交えて車いすの乗降介助を体験していただきました。
休み時間には介護福祉科以外の先生やたくさんの生徒さんに集まっていただき、ウェルキャブを知っていただくいい機会となりました。
また、車いす介助時の注意点も実際に起こりうるケースを数パターン実演しながらお伝えしました。
車いすの車輪がぬかるみにはまって2人がかりで押しても全く動かないものをどうしたらいいのか、声掛けの大切さや介助時の死角なども知っていただき、生徒のみなさんに体感していただきました。
簡単と思われがちな車いすの特性や点検の必要性、安全について知っていただくことができたかと思います。
手だけで運転ができる
クルマの運転に際して、お体の状態によってはハンドルやペダルの操作が難しく、移動の自由が制限されてしまうことがあります。
そこで手によるアクセルとブレーキ操作が可能となる手動運転装置の出番です。
今回は手動運転装置付きのシミュレータを用いて、どのような操作で運転できるかを体験していただきました。
このシミュレータは片手でハンドル操作が可能となる旋回ノブ、通常右足で操作するアクセルを左足で操作ができるようにする装置も搭載していますので、安全な環境でお体の状態に合う装置を確認することができます。
第34回 全国産業教育フェア栃木大会(さんフェアとちぎ2024)に向けて
今回は第34回全国産業教育フェア栃木大会(さんフェアとちぎ2024)に向けた勉強会でした。
10月26日(土)、27日(日)マロニエプラザ大展示場で矢板高等学校介護福祉科の生徒のみなさんが説明員としてネッツブルーのツナギを着用し、ご来場されたお客様に紹介をしていただきます!
■福祉車両の展示、介助体験(トヨタシエンタ車いす仕様車タイプⅢショートスロープを出展予定)
■手動運転装置、旋回ノブ、左足アクセルを搭載した運転体験(シミュレータ出展予定)
ネッツトヨタ栃木もサポートとして参加しますので、ぜひお立ち寄りください。
(https://www.tochigi-edu.ed.jp/sanfair2024/)

群馬自動車大学校 出張授業
2024.10.18
群馬自動車大学校の一級自動車整備科3年生のみなさんに出張授業を実施しました。
OBが特別講師
群馬自動車大学校のOBでネッツトヨタ栃木の整備職として活躍中の荒木さんと、技術トレーナーの小川さんを中心に当社スタッフが講師になって実習主体の特別授業です。
今回は店舗でのエピソードを交えながら、定期点検とその注意点、故障診断、診断ツールの使用方法を学んでもらいました。
母校に恩返し
授業終了後、荒木さんが在学中にお世話になった先生から「いい授業だった」とお褒めの言葉をかけていただき、荒木さんの目には光るものがありました。
立派に成長した姿を先生に見せて恩返しができたのではないでしょうか。

トヨタ未来スクール『STOP温暖化!カーボンニュートラル実験教室』開催
2024.10.13
壬生町立稲葉小学校にてトヨタ未来スクール『STOP温暖化!カーボンニュートラル実験教室』を行いました。
トヨタ未来スクールとは
トヨタ自動車グループと全国のトヨタ販売店による、トヨタの仕事を通してさまざまな社会課題やテクノロジーを学ぶ小学校向けの出張授業です。
元々はトヨタ原体験プログラムという名前で2008年にスタートし、2021年よりトヨタ未来スクールと名称を変更しました。
これから先の未来を担う子どもたちに、クルマをきっかけとして興味や関心を持ってもらい、可能性を拡げるための活動です。
カーボンニュートラルは世界共通の課題
カーボンニュートラルとは、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO₂)をはじめとする温室効果ガスの排出量の削減と、それを吸収するために森林保全や植林による強化を行い、排出量を吸収量で相殺して実質的ゼロにすることです。
世界全体で実現に向けた取り組みを行うことにより、地球環境の持続可能性に貢献することができます。120以上の国と地域が『2050年カーボンニュートラル』という目標を掲げています。
また、壬生町ではゼロカーボンシティ宣言をしており、今回訪問した稲葉小学校でもカーボンニュートラル実現に向けた取り組みを行っています。
カーボンニュートラルを正しく理解し、楽しく学ぶ
今回の未来スクールは、壬生町立稲葉小学校の5年生を対象に、カーボンニュートラルについて正しく理解し、どのように取り組むことで実現に近づけるかという授業を2部構成で行いました。
まず、前半パートはスライドで温室効果ガスの排出をどのように削減、吸収していくかを学び、街のマップを用いてマップ上の温室効果ガスの原因となるものを減らすものへと置き換えするワークです。
後半パートはソーラーパネルで発電した電気から水素を作って貯め、その水素を使ってミニカーを動かす実験を行いました。
ソーラーパネルの電気は有限な資源である化石燃料とは異なり、常に自然界に存在するものなので再生可能エネルギーと呼ばれ、水素は使用しても二酸化炭素(CO₂)が排出されない次世代エネルギーとして注目されています。
未来を担う子どもたちへ
壬生町立稲葉小学校のみなさんと一緒に学んだ2時間の授業は、身近なくらしや地球のことから、最先端のテクノロジーまで、凝縮した内容でした。この授業が子どもたちの学習や未来の選択に向けた一助になれば幸いです。

2024年度 整備職配属辞令交付式
2024.10.09
2024年度の整備職配属辞令交付式を行いました。
ネッツトヨタ栃木では職種ごとに研修内容、研修期間が異なります。
整備職の場合は集合教育や店舗研修等を行い、配属前にしっかりとネッツトヨタ栃木流の仕事の仕方や社風を学びます。
辞令を手にし、決意を新たにそれぞれの店舗へ配属となりますが、半年間の新入社員研修を通して、全員が一回りも二回りも成長し、凛々しさと頼もしさが感じられました。
ネッツトヨタ栃木の掲げるビジョン「町いちばんのカーライフクリエイター」を目指すスタートラインに立った新入社員の門出を祝い、彼らのさらなる飛躍を願うばかりです。
配属辞令交付式の終了後、会場で式に出席していた配属先の店長と一緒に記念撮影を行いました。少し緊張が解れてみなさん素敵な笑顔です。
(どの写真も向って左が配属先の店長、右が新入社員です)

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