福利厚生って何!?
2023.11.22
就職活動において福利厚生に注目する学生は多く、企業説明会や面接で「どのような福利厚生がありますか?」という質問を頂きます。そこで今回は福利厚生についてまとめてみました。
そもそも福利厚生とは
そもそも福利厚生とは、企業が社員やその家族に提供する給料やボーナス以外の報酬サービスで、「法定福利厚生」と「法定外福利厚生」に分けられます。
「法定福利厚生」は法律によって企業に義務付けられた福利厚生であり、主に下図の6種類があります。どれも社員が安定した生活や収入を得るために必要不可欠な制度となっております。
「法定外福利厚生」は内容が原則自由で様々な種類があります。一般的には下図のようなものがありますが、企業によってはユニークな福利厚生を設けている場合もあります。
福利厚生の充実とは
法定外福利厚生は企業が自由に定めることが出来ますので、よく聞く「福利厚生が充実している」とは、この法定外福利厚生の数や質で判断することになります。「福利厚生が充実している会社」では、安心して働ける、仕事とプライベートの両立が出来る、お得で楽しい体験が出来るなど、様々なメリットが想像できるかと思いますが、一つ注意が必要な点は、福利厚生はすべての社員のニーズを満たすものではないということです。社員の家族構成や居住環境はライフステージで変化します。また、嗜好によっても当てはまる(利用する)福利厚生が変化しますので、せっかく沢山の福利厚生があっても利用できる制度がないということもあります。将来の自分のニーズにマッチする福利厚生があるかという視点で確認することがポイントです。
就活生の皆様へ
仕事選び、会社選びを進める際に、自分が何を重視するかという「軸」を持つことが大切です。価値観が多様化する時代ではありますが、仕事を選ぶわけですから一般的には「その職種やその会社で働くことで、ありたい自分の姿を実現できるか?」ということが大きな軸ではないでしょうか。そのため、まずは仕事の具体的な内容や職場の雰囲気を徹底的に調べることがとても大切です。
もちろんワークライフバランスの充実という観点で福利厚生は大切な要素になりますので、補助的な軸として福利厚生を調べることはとても良いと思います。但し、一言で福利厚生といっても多岐にわたり、「どのような福利厚生がありますか?」という質問は抽象的です。自分のありたい姿の実現に向けて、どのような働き方をしたいかを明確にしたうえで、有益な福利厚生がその企業にあるか、具体的な質問で聞くことが大切かと思います。
福利厚生から会社が分かる
福利厚生は仕事選び、会社選びの補助的な軸にと書きましたが、福利厚生を知るとその会社が大切にしている価値観や社風が見えてきます。求人票には大まかな福利厚生しか掲載出来ませんので、このサイトでは今後もネッツトヨタ栃木の様々な福利厚生を紹介すると同時に社風などもお伝え出来ればと思っています。

ネッツトヨタ栃木の実習授業
2023.11.14
群馬自動車大学校 1級自動車整備科3年生の実習授業に行って参りました!
実践的かつ専門的な能力育成
この取り組みは自動車整備士を養成する群馬自動車大学校様が、より実践的かつ専門的な能力育成を目的として、ネッツトヨタ栃木にお声がけいただいたもので、現役のネッツトヨタ栃木エンジニアが出張して実習主体の授業を行います。2014年から継続して行っており、今年で10年目になります。
卒業生が先生役
今回の授業内容は、①ガソリン車の燃費に関する故障原因の探求と、②定期点検の点検要領と注意事項についてです。
そして、今回の先生役を担当するのは、普段はネッツトヨタ栃木のサービスエンジニアの講習を担当する技術トレーナーと、群馬自動車大学校の卒業生(OB)でもある入社3年目の現役店舗サービスエンジニアです。
授業の様子
授業は実践重視ということこで、普段私たちが実際にお客様のおクルマで行う故障診断や定期点検を、学生の皆さんに解説しながら実演します。
まず、技術トレーナーが診断機器の活用方法を説明しながら、故障している車の状態を把握します。
OB社員が、正常か異常かを見分けるだけでなく、お客様に安心してお使いいただくためのメンテナンスについて、店舗での整備経験を交えて説明します。
定期点検のコンテンツでは、学生の皆さんに『手ルクレンチコンテスト』を行い、目標の締め付けトルクに対してどれだけ誤差を少なく締め付けが行えているかを競ってもらいました。
授業の最後は、『手ルクレンチコンテスト』1位を囲んでの記念撮影をしました。

ジャパンモビリティショーへのプチ社員旅行
2023.11.01
福利厚生や学びのサポート事例として「ジャパンモビリティショー視察ツアー」をご紹介します。
「町いちばんのマイカーライフクリエイター」をビジョンに掲げるネッツトヨタ栃木としては、社員一人ひとりがクルマ業界全体のトレンドをいち早く察知し、お客様に還元することが大切です。
今年大きな話題となったジャパンモビリティショー2023は、新たな技術や先進的なモビリティソリューションを学ぶための絶好の機会でした。とは言え、ジャパンモビリティショーの開催期間中の弊社の定休日は10月30日(月)のみで、多くの社員がこの日に視察に行くであろうとの想定から、出来るだけ多くの社員が安全かつ楽しく参加できるよう、会社が直行バスツアー(交通費無料)を企画しました。
その結果約160名の社員から参加希望があり、バス6台で会場の東京ビッグサイトに向かいました。
会場でモビリティの新たな動向に触れ、知識を深めるだけでなく、移動中のバス車内で社員同士のコミュニケーションも深まり、学びと楽しみを両立したプチ社員旅行になりました。

仕事の流儀 記憶より“記録”
2023.11.01
人間ただ聞くだけだと記憶に残るのはたった5%といわれています。
記録を必要に応じて取ることで、約束や重要なことを自分が忘れない様にするだけではなく、メモを取りながらコミュニケーションをすることで、お客様や一緒に働く仲間が安心感を得られるという効果もありますので、記録は社会人の基本です。
ネッツトヨタ栃木の仕事は、多くの場合一人では完結せずチームで進めます。例えば、お客様からおクルマの点検入庫のご予約を頂いた場合は、お客様のご用命を伺ったうえで、電子カルテにデータとして記録に残します。それを見たサービスエンジニアやマネージャーは入庫当日に備えて部品の手配や作業の段取りを行い、入庫当日は担当営業スタッフもしくはスマイルクリエイターが、受付で電子カルテを再確認して作業内容をご説明します。これらの流れを進めるうえでメモは次の業務を行うスタッフ(後工程といいます)に必要な情報を伝える役目を果たします。
記録が不十分で何度もお客様や仲間に同じことを聞いしまったり、約束が実行されない様では経営理念やビジョンの実現どころか、社会人として一人前にはなれません。
記録と言ってもノートにペンで記入するメモだけではなく、今は電子データとしてパソコンへの入力や、ホワイトボードの板書をスマートフォンで写真に撮って残すなど多彩は方法がありますが、まずは記録すること、そしてなにより大切なことは記録したことを活用することです。
記録をもとに相手(お客様や仲間)の立場を思い浮かべながら事前準備をすることで、質の高いコミュニケーションが実現します。

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