マイカーライフクリエイターズ vol.14
2025.02.14
今回のマイカーライフクリエイターズインタビューは営業職の天海さんです。2009年に入社、店舗で整備職として活躍。転機となった2016年営業職にキャリアチェンジし、どちらの業務も経験した強みを活かした仕事振りで周囲から慕われる存在です。
Q:普段の仕事で心掛けていること
仕事をする上で心掛けていることは2つあります。
まず1つはお客様に『また来たい』と感じていただくことです。そのためにお客様との会話をしっかりメモに残しています。ほんの些細なことでも結果としてお客様の欲しい情報のヒントになるからです。
カーディーラーの営業というと、“車を売る”だけとイメージされがちですが、私自身はお客様へお得な情報を提供することだと思っています。メモの内容をヒントに適切なタイミングでそのお客様に合った必要な情報を提供しています。
2つ目はスタッフ同士が働きやすいお店づくりです。私が所属する店舗は若手のスタッフも多いので、常に目を配っています。こちらが声をかけにくい雰囲気を出さないようにするとともに、困っているかもしれないと感じた時は私から声を掛けていて、自分がやってしまった過去の失敗、そうならないための注意点も後輩たちに教えています。
Q:嬉しかったことや、やりがいを感じたこと
入社してから7年間整備職を経験し、資本でもある体のことがきっかけでキャリアチェンジをしました。お客様と話す、勧める、販売する…どれもあまり得意ではなかったです。でも、向いているかどうかはやってみないと分からないので、自分から営業職をやってみようと決めました。キャリアチェンジして新しいチャレンジが出来る環境があることも、仕事のやりがいにつながっています。
振り返ってみれば、社会人として経験年数が上がってから営業職になったこともあり、お客様から見ればなんでもできて当たり前の状況でスタートだったのは大変でした。それでも、お客様から「天海さんに任せてよかった」「ありがとう」「助かった」と仰っていただけること、職場の仲間たちから「ありがとう」と言われると嬉しいですし、大変でもやってきてよかったと思います。
Q:今の仕事の魅力
お客様の人生をマイカーライフクリエイターとしてサポートできることが魅力です。お客様ご自身は買い替えのタイミングに気がつかないケースが意外と多く、ライフイベントやライフスタイルの変化に合わせたご提案を行います。私が事前に準備した内容がお客様の理想とがっちりフィットした時は最適なご提案ができた!とすごく嬉しいです。
お客様から信頼を寄せていただける要素のひとつに整備職をやっていた経験を活かせているところもあると思います。急な事故や故障の時は救援に駆けつけて、応急処置を行います。お電話での相談でも重篤な故障なのか緊急性など判断し、アドバイスをお伝えします。
今はいろいろな物がインターネットで購入でき、AIの活用も盛んです。また、メーカーによっては車の注文もオンラインで出来るようになりました。ですが、車は買ったら終わりではありません。メンテナンスも必要ですし、人にしかできないことがあります。人と人のつながりもそうですし、私を指名してきてくださるお客様がいます。お客様との絆を大切にして、はじめてお会いした方も、ずっとご利用いただいているお客様からも、『また会いたい』『また来たい』と思っていただけるように日々励んでいます。
Q:今後のビジョンや目標
入社してからずっと上司、先輩、同僚と仲間に恵まれた環境で働いてきました。同僚たち、これから入社する方、異動してくる方など、チーム全員がいい環境で働いていけるようにしたいです。キャリアアップも目指しているので、その際も働きやすいお店づくりにはこだわっていきたいです。
Q:あなたが思うマイカーライフクリエイターとは
今は他の店舗に異動していますが、一緒に働いていた先輩がマイカーライフクリエイターとしての憧れです。コミュニケーションやチームで働くことを大切にしていて、モチベーションが下がるようなことやネガティブになるようなことは絶対に言いませんでした。
自分の準備不足で至らない場合は注意をされることもありましたが、相談に乗っていただき、具体的なアドバイスで応援をしてくれます。
調子が上がらない仲間がいれば、みんなでカバーしています。尊敬する先輩もチーム全員で目標をクリアするということを常時意識していましたので、その想いは今でも受け継がれています。
急な予定が入ってしまうこともあって整備職のみなさんに助けられることもあります。お店にいる全員がチームであることを明確に意識しています。数あるお店の中で私たちのお店を選んでくれた、頼ってくれたお客様の思いにこれからもお応えしていきます。
Q:キャリアチェンジをしてみて
キャリアチェンジで新しいチャレンジができる環境は本当にありがたいです。また、職種問わず個々の能力を高められる技術習得や資格取得ができる教育制度があることも魅力です。待遇やその他の制度も時代に合わせたもの、先取りしたものになっています。自分が今就職活動をしている若者だとしたら、また整備職で入社したいです。

キッズイベント ロボット工作&プログラミング教室開催!
2025.02.05
ネッツトヨタ栃木では様々なキッズイベントを企画しており、タミヤロボットスクール宇都宮校さんとのコラボも行っています。コラボイベントは3回目となり、ロボット工作、プログラミング、それぞれひとつずつのイベントとして実施していましたが、今回はその両方が学べるカリキュラムで開催しました。
昨今デジタル化やDXなどの話題に触れる場面も多く、プログラミング教育への需要は毎年拡大しています。ホテルの予約や教育の現場など、様々なところでデジタル技術が活用され、自動車や交通を取り巻くサービスもデジタル技術の塊です。
今回は工作とプログラミングでモノづくりとデジタル技術の楽しさを体感し、子供たちの知的好奇心を拡げていきたいという思いで開催しました。
くるまロボットをつくる
まずはくるまロボットをつくることからカリキュラムはスタート。プラダンの板にギヤボックス、タイヤなどの部品をつけて、リモコンで動くくるまロボットをつくります。
小さな部品の取り付けなどに悪戦苦闘しているお子さまもいましたが、タミヤロボットスクール宇都宮校の先生方やネッツトヨタ栃木のスタッフ、イベントサポートスタッフとして参加頂いた学生さんと協力して、無事に全員が組み立てられました。
くるまロボットをリモコンで動かす
完成したくるまロボットは、まずはリモコン操作でくの字型のコースをうまく渡りきれるか挑戦しました。
初級コースは皆さんスイスイとクリア。難易度は上がっていき、コースの幅が細くなっているものや、落とし穴が開いているものに手を焼きながらも、真剣な面持ちで何度も挑戦していました。
プログラミングに触れてみよう
いよいよプログラミングです。リモコンを外してコンピュータ・モニター・キーボードを取り付けていきます。キーボードに触れたことの有無やプログラミング経験の有無に関わらず、一様に子供たちの表情はワクワク、ウズウズ。自分でつくったくるまロボットにどう動くかの指示を黙々と打ち込んでいきます。
打ち込みが終わったら、モニターとキーボードを外してプログラムの動作確認をします。リモコン操作の時とは別のコースで動かして、自分が思っていた動きと違う…と肩を落として残念がりながらもすぐに打ち込み直しをしていました。考えて、打ち込んで、動かして、また考えて…を繰り返して、徐々に思った通りの動きで走らせることができました。
子供たちの可能性を拡げたい
盛りだくさんのカリキュラムでしたが、子供たちの吸収力、集中力、柔軟性、諦めない心、探求心はどれをとっても素晴らしく、夢中に取り組む姿が印象的でした。
参加した子供たちが楽しみながら学び、「また参加したい」と思っていただけるような体験機会をお届けすることで、子供たちの未来の可能性を拡げるきっかけとなれるよう努めて参ります。

お客様から『感謝の入電』 西那須野バイパス店
2025.01.15
困っている人がいたら助ける。目の前の人を笑顔にする方法を考える。「町いちばんのマイカーライフクリエイター」として何が出来るか、その想いで仕事をしていると、有難いことにお客様から感謝のお声をいただけます。そこで今回は、ネッツトヨタ栃木のお客様相談テレフォンにいただいた『感謝の入電』をご紹介します。
お電話を受けて、今回の対応にあたった西那須野バイパス店の鈴木店長にお話を伺いました。
Q:どういった状況で駆けつけましたか?
その日はいつもより少し早めに出勤しました。仕事に取り掛かるために外に出ると、部品を踏むような音が聞こえたので何事だ!?と最初は思いました。
音のする方向に目を向けると、3台の車が大破しており、事故で落ちて砕け散った部品を次々に通り過ぎる車が踏んで走っていたので2次被害が出ては大変だと思い、すぐに動きました。
Q:お一人で救援されたのですか?
最初はその場に居合わせ方と私で事故に遭った車両を移動したり、路上に散らばった部品を箒で掃いたりしました。寒そうにされていた方が居たので上着をお貸ししました。出勤してきた当店のスタッフも次々に加勢して状況が落ち着くまで対応していました。最終的に10名くらいスタッフが手伝ってくれたので有難かったです。
Q:感謝の入電を受けていかがでしたか?
電話があったと聞いて率直に嬉しかったです。
困っている方が目の前に居たら放っておくわけにはいかないですから、やってよかったと思います。
お電話をいただいたお客様、対応にあたっていただいた鈴木店長、西那須野バイパス店の皆様、ありがとうございました。

マイカーライフクリエイターズ Vol.13
2025.01.11
第2回社内サービススキルコンテスト決勝大会出場スタッフのインタビューシリーズ第6弾をお届けします。
車検競技で優勝を収めたチームの折原さんです。
折原さんは2016年に入社、店舗で整備職として活躍しながら、自動車検査員資格、トヨタサービス技術検定1級などの資格を取得。入社以来、社内技術コンクール(現サービススキルコンテスト)への挑戦を続け、今大会ではチーム制となった車検競技で整備作業者を務めました。
Q:大会を振り返って感じたこと
入社してから自分に出場権のある社内コンテストへの挑戦を続け、決勝進出はしていましたが、入賞はありませんでした。これまでは個人競技だったので、アクシデントがあった時に一人では精神的にも立て直すのは大変でした。今回、共に挑んだ坂本さんから競技中「大丈夫だよ」と励まされて落ち着いて作業することができたのでチーム制でよかったです。
予選通過後は店舗のみなさんから「お前ならできる」「去年の忘れ物を取りにいってこい」と応援を受け、プレッシャーにもなりましたが、その声に優勝という結果で応えることができました。
結果を出すためにどうするか、横田副店長がトレーナーとなり、日々アドバイスをいただきながら、坂本さんと3人で全力を尽くすことをベースに大会へ向けて練習しました。他の選手には負けたくないと気合が入り、理想を追い求めていた節があって、もう少し柔軟に考えていれば自分自身にハンデを課すことはなかったと思います。できることは全てやり通したい、そして競技を応援しに来てくれた方も楽しませたいと思い魅せ方も考えました。
競技後、坂本さんが自信満々に「大丈夫だよ」と言っていたのですが、内心ダメかもしれないと思っていました。採点基準も分かりませんし、羽石さんと廣澤さんのチーム(*1)がかなり手強かったです。練習通りとはいかなかったので手応えを感じることができませんでした。
結果発表までは実感がなかったのですが、店舗のみなさんの協力があり、横田副店長と坂本さんと私とで掴み取ったみんなの勝利だと思います。
(*1 マイカーライフクリエイターズvol.8をご覧ください)
Q:普段の仕事で心掛けていること
故障診断や交換修理を行うことが多いのでお客様のご要望をしっかり聞いています。そして、ご要望について一緒に考えていくことを心掛けています。
部品を交換したからといって劇的に変化を体感できるものばかりではありません。整備の技術だけではなく、きちんとお客様に伝わる説明をすることで納得感や満足感を提供できます。
Q:嬉しかったことや、やりがいを感じたこと
9年間同じ店舗で整備をやっていることもあって、今までに私自身が故障診断や交換修理作業をしたお車も多くあります。お客様から「これからも頼むね」とお声掛けいただいた際は嬉しいです。今回のコンテスト出場もお客様から「応援しているよ」とお声掛けいただきました。
ずっと診てきたお車だからこそ、変化に気がつくので何があっても直したいと思いますし、お客様から頼りにされることはやりがいに繋がっています。
学生時代はだらだらとしていましたが、入社してからはコンテスト出場や周囲より早く資格を取得することなどで成果を出す喜びもあります。
Q:今後に向けた意気込みや展望
今大会でトヨタ自動車主催コンテストの会社代表に任命されたので、全国大会で金賞を獲ることが最終目標です。目標達成に近づけるには最大のパフォーマンスを出すための技術力、作業スピードの向上が鍵となります。どうしてもサボりたくなる時もありますが勉強を継続して、まずは地区予選を突破したいです。
当社の教育トレーナーや技術相談窓口を担当する先輩スタッフの多くはトヨタ自動車主催のコンテスト出場経験者です。私自身も同じ道を歩みたいと考えています。人財育成やモチベーションアップにチャレンジしていきたいですし、先輩スタッフから教えていただいて受け継いだ技術を後輩たちに伝えていくことで恩返しをしていきたいです。
Q:あなたが思うマイカーライフクリエイターとは
『マイカー』という言葉には拘りが詰まっています。現在はレンタルやカーシェアが一般的になってきましたが、利用される方はそのような車に愛着を持つことは難しいのではないでしょうか。自分の車だからこそ愛着が湧くもので、その思いに報いるためには技術力と対応力が必要です。
コンテスト出場や資格取得は技術力と対応力を磨くためのプロセスにもなりますし、自分自身を高めていけます。コンテストを通して結果を残せれば、当社の掲げる人財ビジョン『町いちばんのマイカーライフクリエイター』を実現できますし、全国いちばんの証になります。使命感を持って挑戦する姿を後輩たちにも見せらたらと思います。

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