マイカーライフクリエイターズ Vol.24
2026.10.08

今回のマイカーライフクリエイターズは2025年度ルーキーオブザイヤーを受賞した整備職の中川さんです。
前年度の受賞者でもある佐藤さんと同様に、当社の進学サポート制度を利用し、契約社員として自動車整備専門学校へ進学。2年間を整備専門学校で学び、国家2級自動車整備士資格を取得。2025年4月に正社員となり、店舗の整備職として活躍する若手の一人です。
インタビューを通して見えてきたのは、わからないことをそのままにせず、先輩に聞き、自分なりに整理し、すぐに実践する中川さんの姿でした。その学びへの姿勢や仕事への向き合い方をご紹介します。
※前年度受賞者の佐藤さんのインタビューはこちら
「自分にもできた」が原点になった高校時代
意外にも勉強が得意ではなかったと語る中川さん。その転機は高校時代にありました。
中学生の頃は全然勉強ができませんでした。高校に入ってから受けたテストで、思っていた以上に良い点数が取れて、「自分も意外とできるんじゃないか」と思ったんです。
それまでは、できないと思って取り組んでいませんでしたが、実際にやってみたら結果を出すことができ、達成感を覚えました。そこからは1位を目指すようになりましたし、勉強に取り組む姿勢も変わりました。
お話を伺っていて「できるようになる面白さ」に出会えた原体験なのだと感じました。現在の学びの姿勢も、ここから始まったのかもしれません。
整備士への道を選んだきっかけ
整備士として現在活躍している中川さんですが、学生時代は整備士以外の進路も考えていたそうです。
電気関係を学ぶ高校に通っていたので、電気工事士になろうと考えていました。ただ、中学生の時に整備士の職業体験に参加し、整備の仕事にも興味を持っていました。
そんな中、高校の先生がネッツトヨタ栃木の求人票を見つけて下さり、まずは話だけでも聞いてみようと思いました。
実際に話を聞き、進学サポート制度があることも後押しとなって、この会社を選んでみたいという気持ちが強くなりました。そして、自動車整備士の道へ進むことを決意しました。
実際に制度を利用した中川さん。専門学校生活はどうだったのでしょう。
地元を離れて県外の自動車整備専門学校に進学しましたが、特に不安はありませんでした。会社が整備士になるための環境を整えてくれたおかげで、勉強に集中することができました。とても感謝しています。
中学生の時に出会った整備士という仕事。さまざまなご縁が重なり、将来の仕事へとつながっていきました。

わからないことは、まず聞いてみる
ルーキーオブザイヤー受賞者と聞くと、もともと何でもできる人と想像するかもしれません。中川さんにも苦手なことや不安なことはあったのか聞いてみました。
話すことは苦手な方です。新人卒業検定でも、実際の業務でも問診があります。先輩方に『どういう話し方をすれば分かりやすいのか』『どう説明すれば伝わるのか』をよく聞いていました。
店舗に配属当初は教えてもらったことをそのままメモしていましたが、最近はやり方を変えています。単純に聞いたことを書くだけではなく、『自分ならどうやるか』『どうすれば分かりやすいか』ということまで含めてまとめるようになりました。
後から見返したときに、自分なりの考え方が分かるようにしています。教わったことに自分なりの工夫を加え、できるだけ早く実践するようにしています。
印象的だったのは、分からないことをそのままにしない姿勢でした。先輩に聞き、教わったことを自分なりに整理しながらすぐに実践する。中川さんらしい学び方が垣間見えたエピソードでした。
信頼につながる仕事への向き合い方
店舗に配属されてまもなく1年。さまざまな経験を積む中で、どのような思いで仕事に向き合っているのでしょう。
車検の整備作業を終え、お客様に説明をした際に『安心してネッツさんに預けられるので、よろしくお願いします』と言っていただきました。お客様から直接そのような言葉をいただく機会はそれまでなかったので、とても印象に残っています。
車検や法定点検のほかに、一般整備や故障診断も少しずつ担当するようになりました。お客様からご用命をいただき、診断を行って原因を追究します。判明した内容をお客様に説明し、ご納得いただいたうえで整備を行います。
整備後に症状が改善したことを確認できたときは、自分で問題点を見つけ、解決までたどり着くプロセスに大きな達成感を感じます
一方で、お客様のクルマを扱うことへの緊張感もあったといいます。
学生時代にはお客様のクルマに触れることがなかったため、どのように扱えばよいのか、傷つけてしまったらどうしよう、整備ミスをしたらどうしようと、最初はプレッシャーを感じていました。
研修中は教育トレーナーに相談し、どうすればよいのかを聞きながら、自分なりに工夫して作業を進めていました。
整備が終わった後は、クルマをきれいにしてお返しするようにしています。ほこりや汚れが、お客様の目に触れるところに残っていると、不快な思いをさせてしまうかもしれません。気持ちよくお帰りいただくためにも、最後まで確認するようにしています。
お客様からいただいた言葉の背景には、目の前の作業だけでなく、クルマをお返しする最後の瞬間まで大切にする、こうした日々の積み重ねがあるのかもしれません。

中川さんってどんな人?
ここまでは中川さんご本人のお話ですが、職場の皆さんからは、どのように映っているのか伺ってみました。
最初の頃はおっかなびっくりしながら、チャレンジしていることもありました。それでも、まずはやり方を聞いて、自分でできることは自分でやろうという姿勢があります。
仕事中は真面目で堅いところもあります(笑)オフの時はほどよくくだけていて、オンとオフの切り替えがしっかりしています。
後輩ができて教える立場になった時には、さらに成長してくれると思います。
先を目指して
ルーキーオブザイヤーを受賞した中川さん。この先どんな目標を描いているのでしょうか。
同期で連絡を取り合っていますが、仲間であると同時にライバルだとも思っています。そのため、ルーキーオブザイヤーは逃がしてはいけないという気持ちで臨みました。受賞できたことは率直に嬉しかったですし、これからも表彰式の舞台に立ちたいという意欲が、より一層強くなりました。
まずはトヨタ検定2級、そして1級、さらに国家1級自動車整備士の資格も取得したいと思っています。最終的には取得できる資格は全て取りたいです。そして、毎年表彰を受けられるようになりたいです。
5年後はどんな整備士になっていたいか伺いました。
故障診断やご用命への対応を、自分の得意分野にしていきたいです。お客様からの信頼や信用を高められるエンジニアになりたいと思っています。

会社選びで大切にしたこと
就職活動中の皆さんに向けてのメッセージを伺いました。
会社は本当にたくさんありますし、会社選びで休みや給与などを重視することも大切だと思います。
ただ、それだけで決めるのではなく、『5年後、10年後に自分が楽しく仕事をしている姿を想像できるか』を考えることが大事です。
お金だけを基準にすると、後になって後悔することもあるかもしれません。働きやすさや、自分がどのようなキャリアを歩みたいのかも考えながら、会社を選んでほしいです。
自分なりの目標を持ち、頑張りたいことや成長したいという気持ちがある人にとって、ネッツトヨタ栃木はとても良い環境だと思います。


