全国トヨタ販売店サービススキルコンテスト全国大会in多治見 ~ネッツトヨタ栃木の挑戦と新入社員の気づき~
2025.12.14

2025年10月4日(土)、岐阜県多治見市で開催された「全国トヨタ販売店サービススキルコンテスト」。
ネッツトヨタ栃木からは代表選手3名が出場し、車検の受付から整備、説明までを一連のオペレーションとして競うチーム競技に挑戦しました。
結果は…見事【金賞】を受賞。
今回は、その舞台裏と、現地で学びを得た新入社員の声をお届けします。

大会の概要と競技のポイント
この大会は、全国のトヨタ販売店から選抜された34チームが集結し、日常業務で培った技術力と接客力を披露し合う場です。
競技内容は、単なる整備の速さや正確さを競うだけではありません。
受付から整備作業、そしてお客様への説明までの一連の流れを総合的に評価します。
評価基準は「正確性」「安全性」「お客様対応力」「チームワーク」。
他者との比較ではなく、個人やチームの取り組みそのものを評価する絶対評価が採用されている点も特徴です。

ネッツトヨタ栃木チームの挑戦
ネッツトヨタ栃木チームは、受付・整備・検査員というそれぞれの役割を担い、安心・安全かつお客様に寄り添った対応を行いました。
専門用語を避け、お客様の不安を解消するために丁寧で分かりやすい説明を徹底。部品交換の必要性や、交換しない場合のリスクまでしっかり伝え、納得感のある対応を心掛けました。

お客様とコミュニケーションを取りながら、スピーディで安全、正確な作業を実施し、保安基準(法令)に基づいて車検を行いました。限られた時間の中で、こうした対応を実現するためには、チームでの連携が不可欠です。

この取り組みは、技術力だけでなく、コミュニケーション力・責任感・チームワークといった社会人に必要なスキルを示すものです。こうした力は、どんな仕事にも通じる基本であり、学生の皆さんにとってもキャリア形成のヒントになるはずです。

新入社員が見た“プロの技と心遣い”
この大会には、新入社員も現地で観覧し、多くの気づきと学びを得ました。
彼らが目の当たりにしたのは、単なる「技術」だけでなく、お客様への心遣いと整備士としてのプロ意識です。
ー新入社員の感想
・検査員と作業者がダブルチェックを行っており、当たり前のことではありますが、命に関わる重要な部分だからこそ、その徹底が必要であることを改めて再認識しました。
・作業完了後の清掃や整理整頓を見て、自分の4S意識がまだ甘かったと反省しました。整備は作業だけでなく、環境づくりまで含まれると学びました。
・道具の準備に一切のムダがなく、段取りの良さが際立っていました。私も次工程を見据えて動けるようにしたいです。
・結論と理由に加え、“交換しない場合の影響”まで伝えていて、説得力がありました。私も納得感のある伝え方を心掛けたいです。
・お客様の顔を見ながら説明することで、理解度を確かめられると学びました。画面ばかり見ないよう意識します。
・「あと〇分ほどお時間いただけますか」というひと言に、配慮の姿勢が表れていました。お客様の都合を優先する対応が信頼に繋がると感じました。

未来のキャリアに活かせる学び
今回の大会で学んだことは、社会人だけでなく学生生活にも通じます。
例えば——
ダブルチェックの徹底:レポートや課題を提出する前に、必ず確認する習慣をつけること。
整理整頓の意識:勉強机やPCのデータを整えることで、集中力や効率がアップ。
わかりやすい説明力:プレゼンや面接で、相手に伝わる話し方を意識すること。
こうした基本的な力は、どんな仕事にも必要です。学生のうちから意識しておくことで、社会に出たときに大きな強みになります。
学びを次の一歩へ
全国大会での挑戦は、ネッツトヨタ栃木の技術力とチーム力を証明しました。
私たちはこれからも、お客様の安心・安全なカーライフを支える「マイカーライフクリエイター」として、技術と心を磨き続けます。
プロの現場で学べることを、ぜひキャリア選択の参考にしてください。



