経営理念・ビジョン・バリュー
2023.12.26
ネッツトヨタ栃木の守川です。「経営理念」「ビジョン」「バリュー」について解説します。
経営理念とは
会社で働く皆が大切にしたい価値観・原則であり、ネッツトヨタ栃木が存在する目的を示したものです。時代を超えて変えてはいけないもの、追及しつづけるもので、国における憲法や、個人における信条のようなものです。
社会公共の福祉に貢献とは
クルマの販売や整備など、仕事そのものを通じて、お客様・地域社会の要望・困りごとを解決することが、クルマ屋の私たちだからこそできる最大の社会貢献だと考えています。クルマの価格も含めた物価の高騰、ドライバーの高齢化、デジタル技術の進化など、社会、市場、商品・サービスの変化は、お客様や地域社会にクルマにまつわる新たな要望や困りごとを生んでおり、私たちにはさらなる貢献の機会が広がっています。加えて、納税、雇用創出、ボランティア活動、寄付などを行うことで、幅広く社会公共の福祉に貢献したいと考えております。
利潤の追求とは
「利潤の追求」と聞いて、生臭く感じる方もいるかもしれません。 しかし利潤は追求し続けます。なぜなら従業員がもっと幸せになるために、会社が社会にもっと貢献するためには“元手”が必要だからです。
ただし“正々堂々”とした方法で利潤を追求します。法令や倫理を遵守することは大前提であり、従業員やお客様、パートナー企業など関係者の犠牲の上に成り立つ利潤では意味がありません。
また物事には優先すべき順序があります。あくまでも「従業員の幸福」と「社会公共の福祉への貢献」が“目的”であり、利潤の追求は“手段”に過ぎません。 利潤の追求を最優先することは、経営理念を自ら否定することになりますので、目的と手段の関係は絶対に守り続けます。
経営理念のまとめ
仕事そのものを通じてお客様・地域社会へ貢献することで(下図①) その対価として売上が上がり、同時に感謝や敬意をいただければ(下図②) 従業員は物心両面で豊かになり、一段と仕事を通じて社会に貢献することができます(下図③) このサイクルを回し続けることが経理理念の追求となります。
ビジョンとは
経営理念をどのように実現するか、ある時点での目指す姿や目標、道筋を具体化したものがビジョンです。経営理念は普遍で追及し続けるものですが、ビジョンは将来的または中期的に達成したい目標であるため、時代によって変わります。
ビジョン策定の背景
当社の人財ビジョンは「町いちばんのマイカーライフクリエイター」です。このビジョンは2020年に策定しました。
背景には、社会、市場、商品・サービスの変化により、お客様のおクルマ選びが「何を買う」ではなく、「どこで・誰から買う」に変化したこと、デジタル技術の進化により、営業スタッフやお店を直接介さなくてもクルマが買える時代が到来したことが挙げられます。このような背景から、いかなる環境においてもお客様、地域社会から選ばれる、リアルな人間・店舗ならではの魅力を磨くことが一段と重要になり、人財ビジョンの策定にいたりました。
私たちの使命
私たちの使命は、お客様のことをお客様以上に知り、お客様の人生のあらゆるステージで、最高のマイカーライフを創りつづけることです。クルマを売る、点検修理をする、接客や事務をすることはこの使命を果たすための手段に過ぎません。
仕事の捉え方として、私たちの業種は何かと問われれば、自動車販売業やカーディーラーではなく、「マイカーライフクリエイター」と答えます。また職種も同様に、営業職、整備職、事務職それぞれの仕事を通じて果たしたい共通の使命は「マイカーライフクリエイターそのものになる」ことです。
ビジョンのまとめ
ビジョンは私たちが働くうえで共通の目的、いいかえれば「心の置き場所」を明確にしたものです。会社として「心の置き場所」を明確にすることで、みんなで同じ方向をむいて、その実現に力を合わせていきます。当社は人財に焦点を当てたビジョンを策定し、実現に向けた取組みを推進しています。
バリューとは
経営理念やビジョンを実現するために、社員が大切にしてほしい考え方や行動を示したものがバリューです。
まじめ、すなお、逞しく
”まじめ”とは、社会・組織のルール・倫理観を遵守する。誠実に正々堂々と生きる、働くということです。
ルールや倫理観の遵守は経営理念やビジョンを実現する上で大前提です。自分達さえ良ければ、社会のルールや倫理観を逸脱しても構わない、といった自分勝手な考え方は許されません。逸脱すれば、「町いちばん」どころか、社会に存在すること自体許されなくなります。何より、後ろめたさがあっては力が発揮できません。正々堂々と王道を歩むからこそ、働く皆が思いきり力を発揮し、良い仕事が出来ます。
“すなお”とは、謙虚にお客さまや仲間の声に耳を傾け受け入れる、学ぶということです。お客様からのご意見や上司・先輩からのアドバイスを、素直に受け入れることが出来る人は、仕事の覚えも早く、必ず成長します。
“逞しく”とは、何か問題に直面した時に誰かのせい、周囲の環境のせいにせず、問題を解決するために、自分ができることは何かを考え、行動することです。
当社では新入社員から経営者に到るまで、全員がまじめ、すなお、逞しく ありたいと心底思っています。
“For You”
これは“For You”=お客様・仲間など相手の立場で考え、行動するということです。職種や役割が異なっても、お客様にとって、仲間にとって、何がベターか、という共通の軸で物事を考え、議論を交わせば、自ずと答えは見えてきます。
一方で“For Me”の視点になると、自分たちの損得を優先する考えとなり(例:今だけ、金だけ、自分だけ)、その結果逃げる、嘘をつく、ごまかすなどの行動に陥りがちです。人間誰しも自分が一番大切なもの。したがって“For Me”は否定しませんが、それだけでは各自の主張がぶつかるだけで、物事が前進しません。
じゃあどうする
仕事を進めるうえで、様々な課題にぶつかることもあります。そんな時は、「じゃあどうする?」を合言葉に、できない理由を考えるのではなく、どうすれば出来るかを考えます。
その逆で「出来ない」「むずかしい」「無理だ」「仕方ない」 これら4つの言葉は禁句です。禁句だからといって、絶対に口にするなということではありません。人間誰でもつい弱音を吐いてしまうことがあります。しかし意識し続けることで、考えや行動は変わります。4つの禁句を嫌がる風土、もしも口に出してしまったら、「今のNGワードだよ」と社員同士が気軽に言い合える風土が必要です。
バリューのまとめ
バリューは仕事において何を大切すべきかをまとめています。社員一人ひとりが、日々バリューに見合った考え方や行動を実践することで、経理理念やビジョンを実現することが出来ます。
策定してゴールではない
「経営理念」「ビジョン」「バリュー」は策定してゴールではなく、定着がゴールです。すべての社員がバリューを実践し、ビジョンを実現させることが、経営理念の追求となります。さらに、ビジョンやバリューは時代によって見直しが必要です。こうした活動が企業の原動力となり、その積み重ねが社風となっていきます。
求職者の皆様へ
就職活動や転職活動において、給与や休日など会社選びの判断基準はたくさんありますが、自分の価値観と企業の「経営理念」「ビジョン」「バリュー」の一致点がどのくらいあるかを知ることも大切です。
入社してから「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、まずは自分が「どうありたいか」を考えましょう。そして、WEBで公開されている情報や企業訪問を通して、「経営理念」「ビジョン」「バリュー」も調べて、ありたい姿を実現できる企業かどうかをしっかりと吟味してください。
経営理念とは
会社で働く皆が大切にしたい価値観・原則であり、ネッツトヨタ栃木が存在する目的を示したものです。時代を超えて変えてはいけないもの、追及しつづけるもので、国における憲法や、個人における信条のようなものです。
従業員の幸福とは
「従業員の幸福」は、『物心両面で豊かになる』ことで実現されると考えています。具体的には以下の通りです。
■安心して働ける環境
「従業員の幸福」は、『物心両面で豊かになる』ことで実現されると考えています。具体的には以下の通りです。
■安心して働ける環境
- 高く・安定した給与
- 人財成長に向けた教育、冷暖房完備のサービス工場など人・設備への投資
- イキイキと一体感をもって働ける人間関係・職場環境
■働いていることを自慢できる仕事・会社
- お客様・地域社会から「ネッツトヨタ栃木が無くなったら困る」と言われるような、世の為・人の為に役立っていることを実感できる仕事・会社づくり
社会公共の福祉に貢献とは
クルマの販売や整備など、仕事そのものを通じて、お客様・地域社会の要望・困りごとを解決することが、クルマ屋の私たちだからこそできる最大の社会貢献だと考えています。クルマの価格も含めた物価の高騰、ドライバーの高齢化、デジタル技術の進化など、社会、市場、商品・サービスの変化は、お客様や地域社会にクルマにまつわる新たな要望や困りごとを生んでおり、私たちにはさらなる貢献の機会が広がっています。加えて、納税、雇用創出、ボランティア活動、寄付などを行うことで、幅広く社会公共の福祉に貢献したいと考えております。
利潤の追求とは
「利潤の追求」と聞いて、生臭く感じる方もいるかもしれません。 しかし利潤は追求し続けます。なぜなら従業員がもっと幸せになるために、会社が社会にもっと貢献するためには“元手”が必要だからです。
ただし“正々堂々”とした方法で利潤を追求します。法令や倫理を遵守することは大前提であり、従業員やお客様、パートナー企業など関係者の犠牲の上に成り立つ利潤では意味がありません。
また物事には優先すべき順序があります。あくまでも「従業員の幸福」と「社会公共の福祉への貢献」が“目的”であり、利潤の追求は“手段”に過ぎません。 利潤の追求を最優先することは、経営理念を自ら否定することになりますので、目的と手段の関係は絶対に守り続けます。
経営理念のまとめ
仕事そのものを通じてお客様・地域社会へ貢献することで(下図①) その対価として売上が上がり、同時に感謝や敬意をいただければ(下図②) 従業員は物心両面で豊かになり、一段と仕事を通じて社会に貢献することができます(下図③) このサイクルを回し続けることが経理理念の追求となります。
ビジョンとは
経営理念をどのように実現するか、ある時点での目指す姿や目標、道筋を具体化したものがビジョンです。経営理念は普遍で追及し続けるものですが、ビジョンは将来的または中期的に達成したい目標であるため、時代によって変わります。
ビジョン策定の背景
当社の人財ビジョンは「町いちばんのマイカーライフクリエイター」です。このビジョンは2020年に策定しました。
背景には、社会、市場、商品・サービスの変化により、お客様のおクルマ選びが「何を買う」ではなく、「どこで・誰から買う」に変化したこと、デジタル技術の進化により、営業スタッフやお店を直接介さなくてもクルマが買える時代が到来したことが挙げられます。このような背景から、いかなる環境においてもお客様、地域社会から選ばれる、リアルな人間・店舗ならではの魅力を磨くことが一段と重要になり、人財ビジョンの策定にいたりました。
私たちの使命
私たちの使命は、お客様のことをお客様以上に知り、お客様の人生のあらゆるステージで、最高のマイカーライフを創りつづけることです。クルマを売る、点検修理をする、接客や事務をすることはこの使命を果たすための手段に過ぎません。
仕事の捉え方として、私たちの業種は何かと問われれば、自動車販売業やカーディーラーではなく、「マイカーライフクリエイター」と答えます。また職種も同様に、営業職、整備職、事務職それぞれの仕事を通じて果たしたい共通の使命は「マイカーライフクリエイターそのものになる」ことです。
ビジョンのまとめ
ビジョンは私たちが働くうえで共通の目的、いいかえれば「心の置き場所」を明確にしたものです。会社として「心の置き場所」を明確にすることで、みんなで同じ方向をむいて、その実現に力を合わせていきます。当社は人財に焦点を当てたビジョンを策定し、実現に向けた取組みを推進しています。
バリューとは
経営理念やビジョンを実現するために、社員が大切にしてほしい考え方や行動を示したものがバリューです。
まじめ、すなお、逞しく
”まじめ”とは、社会・組織のルール・倫理観を遵守する。誠実に正々堂々と生きる、働くということです。
ルールや倫理観の遵守は経営理念やビジョンを実現する上で大前提です。自分達さえ良ければ、社会のルールや倫理観を逸脱しても構わない、といった自分勝手な考え方は許されません。逸脱すれば、「町いちばん」どころか、社会に存在すること自体許されなくなります。何より、後ろめたさがあっては力が発揮できません。正々堂々と王道を歩むからこそ、働く皆が思いきり力を発揮し、良い仕事が出来ます。
“すなお”とは、謙虚にお客さまや仲間の声に耳を傾け受け入れる、学ぶということです。お客様からのご意見や上司・先輩からのアドバイスを、素直に受け入れることが出来る人は、仕事の覚えも早く、必ず成長します。
“逞しく”とは、何か問題に直面した時に誰かのせい、周囲の環境のせいにせず、問題を解決するために、自分ができることは何かを考え、行動することです。
当社では新入社員から経営者に到るまで、全員がまじめ、すなお、逞しく ありたいと心底思っています。
“For You”
これは“For You”=お客様・仲間など相手の立場で考え、行動するということです。職種や役割が異なっても、お客様にとって、仲間にとって、何がベターか、という共通の軸で物事を考え、議論を交わせば、自ずと答えは見えてきます。
一方で“For Me”の視点になると、自分たちの損得を優先する考えとなり(例:今だけ、金だけ、自分だけ)、その結果逃げる、嘘をつく、ごまかすなどの行動に陥りがちです。人間誰しも自分が一番大切なもの。したがって“For Me”は否定しませんが、それだけでは各自の主張がぶつかるだけで、物事が前進しません。
じゃあどうする
仕事を進めるうえで、様々な課題にぶつかることもあります。そんな時は、「じゃあどうする?」を合言葉に、できない理由を考えるのではなく、どうすれば出来るかを考えます。
その逆で「出来ない」「むずかしい」「無理だ」「仕方ない」 これら4つの言葉は禁句です。禁句だからといって、絶対に口にするなということではありません。人間誰でもつい弱音を吐いてしまうことがあります。しかし意識し続けることで、考えや行動は変わります。4つの禁句を嫌がる風土、もしも口に出してしまったら、「今のNGワードだよ」と社員同士が気軽に言い合える風土が必要です。
バリューのまとめ
バリューは仕事において何を大切すべきかをまとめています。社員一人ひとりが、日々バリューに見合った考え方や行動を実践することで、経理理念やビジョンを実現することが出来ます。
策定してゴールではない
「経営理念」「ビジョン」「バリュー」は策定してゴールではなく、定着がゴールです。すべての社員がバリューを実践し、ビジョンを実現させることが、経営理念の追求となります。さらに、ビジョンやバリューは時代によって見直しが必要です。こうした活動が企業の原動力となり、その積み重ねが社風となっていきます。
求職者の皆様へ
就職活動や転職活動において、給与や休日など会社選びの判断基準はたくさんありますが、自分の価値観と企業の「経営理念」「ビジョン」「バリュー」の一致点がどのくらいあるかを知ることも大切です。
入社してから「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、まずは自分が「どうありたいか」を考えましょう。そして、WEBで公開されている情報や企業訪問を通して、「経営理念」「ビジョン」「バリュー」も調べて、ありたい姿を実現できる企業かどうかをしっかりと吟味してください。